こんばんはPisaです。
昨日に引き続き、
Talking Rock! FES. 2021に参戦しました!
本日は、好きなバンドは少なめ。
でしたが、新しい出会いがあり、
とても良い一日になりました。
全セットリストやMCに
私自身の感想を交え、
本日のフェスレポートをお届けします!
Talking Rock! FES. 2021
2021年のTalking Rock! FESは、
7月10日、11日の2日間、
横浜アリーナで開催されます。
音楽雑誌「Talking Rock!」が、
今年1月で刊行25周年と言うことで、
豪華なラインナップで、
関東で夏フェスが開催しています!
例年、関西で開催されていましたが、
今年は初の関東開催となりました。
今回の超豪華ラインナップがこちら。
↓タイムテーブル
いやぁ、豪華です。
今日は見たことないバンドも多く、
楽しみにしておりました。
下記からは、個別のレポートです!
1. Vaundy
1. 不可幸力
2. benefits
3. napori
4. 東京フラッシュ
5. 花占い
6. 怪獣の花唄
7. しわあわせ
2日目の一発目を飾るVaundy!
圧巻の歌のうまさを見せつける。
21歳の若さにして堂々たるアクトはすごい。
編集長吉川さんもおっしゃっていましたが、
音楽のジャンルが幅広すぎる。
本日は名曲を惜しみなく披露するセトリ。
ダークな曲から洋楽調の曲、
しっとりおしゃれな曲に、
王道さわやかな曲。
本当に楽しめた。
さらにそれらの曲調を歌いこなす技術力。
MCは多く語らず、本日楽しみましょう!と一言。
横浜アリーナ広いなぁと呟きましたが、
ワンマンで来る未来はそう遠くはないでしょう。
ビデオ映像が無く、
姿様子が遠くからは見えなかったのは残念。
Vaundyの内面というか、
らしさも見たかったというのは個人的な感想。
ライブで見るのは初めてでしたが、
素晴らしい歌唱力でした。
2. ハルカミライ
リハ1. ファイト!!
リハ2. ウルトラマリン
リハ3. 100億年先のずっと先まで
リハ4. Tough to be a Hugh
リハ5. ファイト!!
1. 君にしか
2. カントリーロード
3. ファイト!!
4. 俺達が呼んでいる
5. 春のテーマ
6. 世界を終わらせて
7. PEAK’D YELLOW
8. ヨーロービル、朝
9. アストロビスタ
10. ファイト!!
めっっちゃくちゃいいライブだった…!
最高にアツイ、胸に訴えかけてくる衝動的なライブ。
そんでもって、
えげつないほどの声量と熱量で、
本当に元気をもらえた。
「天井突き破るほどの元気を!」
与えてもらったよ、ありがとう。
ステージを駆け回り、
ギタリストはアンプの上に立ち、
背面ギターを披露し、
ドラムは上裸で前に出てきて、
見た目でも飽きさせない。
見てて本当に楽しくなった。
あまり楽曲は知らなかったけど、
身体がどんどん乗っていく。
知らない人たちをハルカミライ色に染め上げる力が凄すぎる。
夏フェスとか広いステージでも虜になるわ。
アリーナなんて関係なしに、
観客席の人に語りかける。
力がある、人の魅力がある。
ライブハウスも楽しいんだろうな…と思わされた。
つんざくような激しいギターサウンドに
ポリゴンショックばりの激しい照明。
世界観を作り上げてました。
「色々あるけど、
全てのロックフェスと共に歳をとっていこう!」
そう、ロックフェスは
私たちも一緒に守っていかなければならない。
心に残る最高のライブでした。
3. Saucy Dog
リハ1.メトロノウム
リハ2.新曲
リハ3.ナイトクロージング
1. 煙
2. シーグラス
3. 雀ノ欠伸
4. 週末グルーミー
5. ゴーストバスター
6. バンドワゴンに乗って
7. sugar
リハーサルで拍手が起き、
「なんの拍手?嬉しいですけど」と一言。
それだけで、和やかな雰囲気が伝わる。
声が本当に綺麗で伸びやかで、
聴いていて心地よい。
しっとり聴かせるイメージでしたが、
しっかりロックも鳴らして会場を盛り上げます。
ゴーストバスターAメロで
「歌詞忘れた〜」と悔しそうな表情。
素直に言ってしまうところが人柄が出ている。
MCでは、
「ロックが何か分からなくなって、昨日ずっと考えてた。
ロックは自由に自分を表現すること。
でも最近は自由と自分勝手を履き違える人がいる。
感情が入った意味のないケンカはやめよう。」と伝えて、
最後の曲「sugar」へ。
歌詞がスッと入ってきましたね。
最後は「大切な人には言葉で、歌で伝えていく」と締めくくりました。
4. BLUE ENCOUNT
リハ1. VOLCANO DANCE
リハ2. NEVER ENDING STORY
1. バッドパラドックス
2. Survivor
3. ロストジンクス
4. DAY×DAY
5. もっと光を
6. ハミングバード
あまり見たことなかったので、
ちゃんと見るのは初めて。
歌詞が飛んだり、
ギターがトラブったりしながらも、
飾らない自分の姿で、
小ボケを挟みながら面白く語り対応する。
曲が始まると一転、
エモーショナルに歌い上げる。
ベースの方の煽りが上手く、
気づけば手を挙げ身体がのっている。
ギターリフが特徴的で面白い、
すごいタッピング技術。
楽曲にいろんなエッセンスを取り入れているというのが分かる。
本当にいろんな形の音楽をしてる。
サブスクで聴いてるとき、
ブルエンと分からないときがあるほど笑
それくらい挑戦した音楽を鳴らしている。
「こんなに気持ち良いのに、
知らない奴に本当に心ないことを言われる。
嫌なやつに嫌なこと言われても、死なないように。」
「音楽関係者が、様々な決断をしている。
良い決断も悪い決断も、私たちを思っての決断なら悪くない。
歌う場所をくれてありがとう。」
と想いを伝え、ハミングバードへ。
開催する判断をしてくれてありがとう。
5. SHISHAMO
リハ1. 好き好き!
リハ2. ロマンチックに恋して
リハ3. 恋する
1. 君と夏フェス
2. 君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!
3. かわいい
4. 中毒
5. ねぇ、
6. 明日も
7. 明日はない
大好きなバンド。
セトリは「SHISHAMO 7」から多めにセレクト。
メンバー総じて声がいい。かわいい。
朝子ちゃんのファッションは
いつもと雰囲気が違うタンクトップ姿。
服装はいつもオシャレで要チェックポイントです。
かわいいのはもちろんだけど、
SHISHAMOは本当にかっこいい。
バリバリのギターロックを弾く。
新曲もそうだけど、絶対ギターソロがある。
見せ場がある。
良いサウンドを鳴らすんですよ。
すごい好きな音です。
スリーピースでこれだけ弾くのは本当に難しい。
自然に弾くから分かりにくいですけど、
歌いながらギターソロ弾くの本当にすごい。
「〜超素敵!!!」では、
歌いながらキーボードを披露。
朝子ちゃんがキーを弾くのは初めてではないでしょうか。本当に多才。
MCではあまり語らず、
歌で伝えたかったのでしょう。
「明日も」「明日はない」では
朝子ちゃん手書きの歌詞が表示され、メッセージを伝えました。
あまり知らない人には、
分かりにくかったセトリだったかなとも思います。
SHISHAMOのワンマンは
本当にオススメなので気になった方は足を運んで欲しい。
等々力スタジアム公演が開催されることを心から応援しています。
6. the LOW-ATUS
リハ1. 今夜
リハ2. 丸氷
1. サボテン
2. ロウエイタスのテーマ
3. みかん (with ヤマサキセイヤ、渋谷龍太)
4. 通り雨
5. いつも通り
the LOW-ATUSは初めて見ましたが、
ある意味1番の衝撃でした。
本当にトークが面白い。
リハ後もずっとステージに居座り、
編集長吉川さんと絡む。
「ライバル誌のロッキンフェスが中止して喜んでるんじゃないの」と茶化され、
「一番ドキドキしている、今出てくるんじゃなかった」と吉川さん。
遠慮なく発酵したブドウジュースを飲む細美さん。
そのアットホームな空気感に一瞬で会場が引き込まれる。
「マンウィズのときみたいに
カメラは一部分だけ撮って」とカメラマンを巻き込み、映像でボケる。
(カメラマンもどんどん悪ノリする笑)
MCはと言えば、
う◯この話、
改名の話、と確実に笑いをとりながら緩く進行していく。
ただ曲が始まると、流石のベテラン。
歌もコーラスもギターも圧巻のプレイで聴かせる。
理想的な歳のとり方だな、将来こんな風になれたらなと思った。
「みかん」では、
出番前の後輩2人を呼び出すという暴挙。
(しかも、前日に声をかけたよう)
キュウソのセイヤさんは
サブカル女子で細美さんの名前を使ったこと、
ビーバーの渋谷さんは
いるだけで観客が増えるからずっとそこにいてなどといじられていました。
ちょっと先輩後輩の怖い感じが垣間見えましたね笑
ずっと見ていられそうなステージでした。
2日間で一番笑った。また見たいです。
7. キュウソネコカミ
リハ1. おいしい怪獣
リハ2. TOSHI-LOWさん
リハ3. メンヘラちゃん
1. ウィーアーインディーズバンド!!
2. 5RATS
3. 推しのいる生活
4. The band
5. ビビった
6. わかってんだよ
7. ハッピーポンコツ
ライブで見るのは久しぶり。
the LOW-ATUSでいじられた分は
リハでのプレイで払拭し、本番へ。
声が出せない中でも、
振り付けが多く楽しめるのはキュウソのライブならでは。
サウンドがポップで気分が明るく楽しくさせる。
一際長いドラムソロを見せつけ、
「2日間で一番長かったぞ!
何にせよ1番とか、いい感じになるのは良いことや!」と冗談混じりに叫ぶ。
「科学的根拠なんて何もないけど、めっちゃ元気!
元気になる!ロックフェスは必要でしょう!」と叫ぶ。
音楽フェスは不要じゃない。
アーティストも観客もみんな必要としてる。
後ろめたく思わず、肯定的にいこう。
「8割くらいの気持ちで、頑張っていきましょう」と伝えた
ハーピーポンコツは胸にくるものがありました。
8. SUPER BEAVER
1. 27
2. 青い春
3. 突破口
4. 予感
5. 愛しい人
6. アイラヴユー
7. 名前を呼ぶよ
8. さよなら絶望
今までフェスに出ていないなか、
2日間の大トリを任せられたSUPER BEAVER。
フェスに出ていないときから、
編集長吉川さんたちにずっと声をかけ続けてもらい、
今のフェス大トリがある。
「夢は叶うとか、努力は報われるとかの類ではない。
叶わない夢もあるし、無駄な努力も必ずある。
でも、続けていないとこの景色は見れていない」
17年目のベテラン。
ずっと自分の音楽を、人に届けたい思いで続けてきた。
体験しているから出る言葉。
本当にストレートな歌詞で、心が打たれました。
SUPER BEAVERはあまり詳しい方ではなく、
ライブも初めてでしたが、ハマってしまった。
今一番かっこいい、
言葉に納得感のあるバンド。
赤い服をなびかせ、
高らかにメッセージを歌い上げる様はかっこよかった。
「地に足つけてしっかり伝えていく。」と言った通り、
言葉はまっすぐ伝わってきた。
「大トリをすることに引き目も負い目も感じていないし、
俺らにしかトリはできないと信じている」
と言った通り、大トリをバッチリ締めてくれた。
Talking Rock! FESに2日間参加して
ライブやフェスが当たり前で無くなって、一年半。
アーティストの皆様も、開催者の皆様も、
大変な思いをしながら、本日のフェスが開催されたこと、
本当にありがたく、うれしく思いました。
他者からの目が厳しい今。
そんな中、
フェスに来るという選択をした私たちに対して、
モヤモヤした気持ちを残さないよう、
全力でフェスを盛り上げてくれた出演者の皆様。
本当にありがとうございました。
最近はバンドに触れる機会が減っており、
本当に心が死にかけることもあった。
そんなこと気にもさせないほど、
バンドの皆さん、本当に気合いの入ったプレイをしてくれました。
「音楽で人生変わる。
人生変わった人が演奏するんだから、とんでもないエネルギーになる。
そのエネルギーを貰って、これからも音楽をフェスを大事にしていこう」
と締めた編集長の吉川さん。
最後は泪ぐむシーンがありました。
周囲からの圧力もあったのでしょう。
本当に開催を判断していただきありがとうございます。
お客さんも黙食、声出し無しなどルールを守っていました。
クラスターなしで無事に終了することを祈っています。
8/10発売のTalking Rock!
絶対買います。
もやもやすることなく
ライブやフェスが楽しめる世界に
早く戻ればいいなと思います。
ご覧いただきありがとうございました!
Pisa